【士業】経理業務の増加に伴い、経理の効率化を継続アドバイ…
2020年までに、IoT化が進み、すべての機器がインターネットにつながると言われています。それによりデータ入力作業はなくなると言われています。
例えば、AIを使った経理システムが開発されたとします。AIは、経費精算や支払請求をスキャンしてデータ化するだけでなく、様々なパターンの仕訳をしてくれます。最初はAIも分からない仕訳があり、人間が教えることが必要です。しかしながら、AIはパターンを独自に学習して行き、自動的に仕訳をしてくれるようになるでしょう。しかも人間よりもはるかに高い精度とスピードで行ってくれます。
すでに、クラウド会計ソフトで、銀行データから自動的に仕訳を作成する仕組みが開発されており、今後増々浸透してゆくと思われます。
AIは仕訳業務などのパターン化されるものから浸透すると思われます。税務会計や財務会計など法律や規則がある処理はシステム化ができるでしょう。また、AIは自然言語(人間が理解できる自然な言葉)の分野でも進化しています。過去のデータから機能学習をし、文章を作成してくれるでしょう。報告書、申告書もAIが作成してくれるようになります。
経理のメイン業務であった財務会計や税務会計がシステム化されることで、経理の仕事のあり方が大きく変わることが予測されます。
今までは過去のデータの集計に費やすのが経理の仕事でしたが、これから過去のデータはAIが処理してくれ、経理担当者には会社の未来への貢献が求められるようになるでしょう。
つまり、経理担当者は、どういうビジネスアクションをするべきか判断できるビジネスパーソンになることが必要でしょう。
経理担当者は、AIの進化にも敏感であるべきです。
AIを搭載したシステムでどのようなことが出来るのか、常に最新の情報にアンテナを張っておくことが求められているでしょう。
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