【士業】経理業務の増加に伴い、経理の効率化を継続アドバイ…
新聞図書費は、従業員の専門知識や業界知識を得るために活用されるべきもので、成長につながる“必要経費”として処理されます。
しかしながら、すべての書籍が経費として計上できるわけではないので注意が必要です。
今回は、勘違いしやすい新聞図書費の概要や、経費計上の際の注意点などをご説明します。
人材不足が多くの企業の悩みとなり、また働き方改革が推進される中、従業員一人一人の生産性を向上することが求められています。
従業員の育成が課題であり、専門知識や業界知識などを高めることも必要とされています。
そのためには、会社の経費で新聞や書籍、雑誌などを購入する必要性がでてきます。
このような理由で購入した書籍等のみが、『新聞図書費』として処理できます。
新聞図書費に仕訳されるものには、新聞や書籍のほかに、下記のようなものがあります。
・雑誌の購入費用、定期購読
・統計資料
・有料メルマガ
・情報サイト有料会員
上記のようなオンラインの情報も含まれます。
ただし、法人であれば、新聞は経費になりますが、個人事業主の場合は事業に直接関係がある場合のみ経費になるので注意が必要です。
新聞図書費になるかどうかは、事業に関係があるかどうかです。
経営ノウハウ本は、読み手の思考や仕事のやり方を指針、事業に直接関係するとはいえないので、新聞図書費には計上できません。
また株式投資やFX投資、不動産投資に関する書籍は、投資を事業として行っている会社であれば新聞図書費として計上できますが、それ以外の会社は上記と同じ理由につき、基本的には認められません。
これは法人でも個人事業主でも同じです。
例えば、WEBサイトから書籍をクレジットカードで購入した場合、具体的な仕訳方法は以下のようになります。
【借方】 【貸方】 【摘要】
新聞図書費 2,500 未払金 2,500 クレジットカード支払い
未払金 2,500 普通預金 2,500 クレジットカード引き落し
書籍の購入費用を新聞図書費に全額計上している企業も少なくないと思いますが、原則として事業に関係のない書籍は、新聞図書費として計上できませんし、計上時期にも注意が必要です。
税務調査の際にきちんと説明ができるように、普段からしっかりと仕訳をしておくことが重要です。
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